ネットショップの開業は必要なのか?

そして、どこで仕入れて、どこで売ることができるのか

楽天市場について:開業する場所

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楽天市場の国内で最も知名度があるショッピングモール
国内で一番有名な楽天市場

        楽天

売上高
7135億円(楽天トラベル合算)
流通総額
2兆6748億円
営業利益
946億円
販売事業者数
4万4000
品目数
2億超
 (15年12月期)

楽天市場は、Eコマース市場における流通総額が1兆7645億円であり、また、市場全体に占めるシェアが約30パーセントとなっている。

また、東北楽天イーグルスの活躍により、野球ファンのほかに一般的にも社名が浸透し、事業開始以来、右肩上がりの成長を継続している。

楽天の連結売上収益の推移
毎年増大している連結売上収益

※楽天サイト内の財務・業績情報を元に作成

なお、創業はインターネット通販がまだ珍しかった1997年であり、流通総額は当初32万円弱だったが、2014年には1兆7000億円まで成長。海外には2008年に台湾、以降、順次進出、買収するも、海外事業の売り上げへの貢献は少ない。

楽天は厳格な審査を通った店舗がしのぎを削る真剣勝負の売り場

楽天の国内EC流通総額の推移
EC流通総額は右肩上がり

楽天市場の各販売事業者に対する方針は、厳格な審査を通った店舗だけがしのぎを削るというもの。

つまり、プレミアムモール構想というものであり、具体的には、審査に通った店舗の販売最適化をサポートし、それぞれの店の価値を高めていく方針であるといえる。

また、その対価として出店料や手数料を徴収する、リアル世界における百貨店やショッピングモールに近いモデルとなっている。

オリジナルな独自商品を売ったり、独自のおもてなし対応をしたりする、商品価格以外の部分で勝負する玄人的な出店者がひしめいているのも特徴で、それらが集客の原動力となり、売り上げに結びついている。

出店費用はどのくらいかかるの?

楽天市場の場合、モール内にネットショップ出店開業する段階で費用がかかる。月商100~500万円で考えている場合が少なくないと思うのが、仮に、最も月額費用の安い「がんばれ!プラン」で費用計算を行ってみることとする。

楽天市場の出店にかかる費用
費用は各プランにより異なる

まず、どのプランでも、開店する際に初期費用が60,000円(税別)かかる。また、「がんばれ!プラン」の月額費用は19,500円(税別)となっている(年間契約なので、出店する際は23万4千円が必要)。

システム利用料とは、売上に対して課される手数料で、月商50万円の場合は6.5%、売上が100万から500万の場合は5.5%の手数料となっている。

また、楽天市場では楽天スーパーポイントという仕組みがあり、商品代金の1パーセント分のポイントを必ず顧客に送るようになっており、その分の費用がかかる。

アフィリエイトについて、各商品のアフィリエイトの設定は任意だが、その設定をした商品がアフィリエイト経由で売れた場合、任意に設定したパーセンテージ分の費用が発生する。

クレジットカード決済については、クレカ決済に対応する場合、月額3,000円の固定費用が発生する。また、顧客がクレジットカード決済で商品を購入した場合、1件15円のデータ処理料に加え、商品金額に応じた利用料がかかる。具体的には、決済手数料として商品金額の3.6%の手数料がかかる(楽天カードの場合は2.65%)。

広告について、楽天市場内で広告を出すかどうかは任意だが、出す場合は数万~数十万円の費用かがかる。

その他、実店舗同様、商品を発送する際、配送会社に支払う送料が発生する。なお、必要に応じて下記の費用が発生する場合がある。

ショップ制作料:制作業者に外注する場合はその費用(自分で作る場合は無料)。
商品一括登録機能(CSV):月額10,000円(1商品ずつ登録する場合は不要)

ところで、「がんばれ!プラン」と「ライトプラン」は商品登録可能数が5,000と同じで、それに対して、前者が月額費用19,500円(税別)、後者におけるそれが39,800円となっている。

それで、一見、「がんばれ!プラン」の方がお得な様だが、その代わり、契約期間とシステム利用料で「ライトプラン」の方が有利になっているので、販売事業者の月商によっては、必ずしも「がんばれ!プラン」でネットショップ出店開業することがお得ではないといえる。

国内で最も繁栄しているEC事業

楽天の1店舗当たり平均月商の推移
平均月商は徐々に上昇中

楽天市場の三木谷社長は、EC業界におけるの新興勢力の台頭を、「ネット通販利用者のすそ野が広がる」と歓迎する。

また、Yahoo!ショッピングの無料化などで他のECに販売事業者が溢れても、やがて、それらの売り手が信頼できる業者なのかで買い手が判断に迷う段階に至るのだという。

そうして、偽物をつかまされるなどのリスクを避けるため、結局は買い手が楽天市場に環流することになると考えている。

三木谷社長は「楽天のマーケットシェアがこの先、6割、7割になることはない。人間には多様な生活形態があるからだ。全部を抱え込むことは無理だし、抱え込みたいとも思わない」と主張する。

また、現代の企業においては金儲け主義に陥りがちだが、三木谷社長は、楽天イーグルス優勝セールの際の二重価格問題を受けて「営業成績と倫理で万が一迷うことがあったら、必ず倫理を優先してくれ(2014年4月、全国の拠点を巡回し、現場を激励した際)」と発言されている。

ネットショップ開業する場所としての楽天市場のおすすめポイントは?

このような楽天市場の三木谷社長の価値観・考え方は、楽天市場の各店舗の販売事業者に対しても適用されてきたと考えられる。また、今後については、「各ネットショップに対するサポートという形で反映」されていくことを要望・期待していくことができるだろう。

つまり、手数料モデルの楽天市場ネットショップ開店開業するメリットは、右肩上がりの成長を続ける国内で最も繁盛しているインターネットショッピングモールであることだし、各店舗が一番儲かっているネットモールであること、そして、手厚いサポート体制があることだといえる。

以上が、ネットショップを開業する場所として、楽天市場をおすすめできる主なポイントとなる。

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